2019年12月2日月曜日

アルミサッシ単板ガラス窓の断熱対策

師走に入り大分寒くなってきました。昨年、透明フィルム状のもので掃出し窓の簡易断熱対策をしたのですが剥がれてきたので、水で貼付けるタイプのものを小さめの腰窓で試してみて問題なさそうでしたので紹介します。


築25年以上の我が家の窓は単板ガラスのアルミサッシ製のものです。窓の断熱対策はここ数年注目されるようになったようで色々調べた所、 単板ガラスではコピー用紙1枚程度の断熱性能であり、特に冬に窓からの熱伝導が家全体の50%程度と大きいことが分かりました。

また、サッシの断熱性能も樹脂製のもので対策したサッシが増えているようです。樹脂製サッシというと寒冷地向けで耐久性に難ありという印象を持っていましが、最近のものは 
表面コーティング等により耐久性も改善されているようです。

中空ポリカボードのレールを使用した内窓も効果があるようですが結構費用が掛かり耐久性にも疑問があるので、窓の内側に水で張り付けるものにしました。 張り付けるタイプは緩衝材に使用されるプチプチ状のものが多いですが見た目が良くないので、断熱効果は低くなるようですがスリット状の空気層のある薄手のものにしました。

因みにサッシメーカの内窓もサイズを指定可能で大きい掃出し窓の単板ガラスで4万円~、ペアガラスで6万円~入手できることが分かり検討中です。 トステムのホームセンターで施工込みで入手出来ないか調べる予定ですが、ネットでも上記の価格なのでDIYでも施工可能です。 こちらもご参考にスポンサーリンクに貼っておきます。

アルミサッシの断熱対策は断熱テープを張り付けてみました。窓サッシ用のものも有りますが柄入りのものが多く、価格も高めのためエアコン配管等に使用する厚さ3mmのポリエチレンフォーム製のものにしました。 難点は剥がし難いことで、粘着剤がサッシに残りそうなことです。剥がす時はヒートガン等で加熱しないとダメそうです。

ガラス断熱施工




・クリーナでガラスの汚れを落として、清浄成分を雑巾で落とします。
霧吹きで水をたっぷりガラスに吹きかけてシートを貼ります。
貼付け面は巻き芯側です。
※動画では下側が張れていませんが、このシートは別の高さの少ない窓に移植して貼り直しています。
※また、張り付けてからカットしていますが、事前にカットした方が貼付け易いです。

サッシ断熱施工




・断熱テープをサッシに貼り付けていきます。
・幅が50mmあるので、貼付け場所に合わせて幅をカットします。
粘着力が強く、一度張り付けると剥がせなくなるのでズレないように注意が必要です。

断熱効果





今年一番の朝の冷え込んだ時は、ガラス断熱材の上に少量の結露がありましたが、その日以外は結露もなく断熱効果も感じられます。 施工後1週間程ですが、剥がれもありません。剥がれてきても水で貼り直すだけです。

同じ日の朝ですがサッシには結露はありませんでした。触手しても冷たくないのでかなり断熱効果がありそうです。

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