2018年11月8日木曜日

失業保険と再就職

私の勤めていた会社の場合は、50才以上の早期退職で定年退職扱いとなり、ハローワークで失業認定後、150日間の失業保険が支給されました。退職前6か月の収入をもとに、1日当たりの支給額が決められます。

実際の支給額は退職前月収の半分以下でしたが、税金は掛かりません。 再就職活動を行うことが前提ですので、月1回の認定日に最低2件の活動報告が必要です。内1件は認定日に窓口で就職相談することで、カウント可能です。

求人情報の検索も可能で、条件を入力して候補を絞ることが出来ます。これはという求人で年齢制限のないものも、窓口で確認いただくとNGのことが多いようです。

健康保険

退職後は国民健康保険に個人で加入する必要があり、前年度の収入で保険金額が決まるため、退職した年は、かなりの金額になります。会社により最長2年間は、健康保険に継続加入可能で、一般的には、こちらの方が保険金額は低くなるようです。

住民税

あと、住民税(県・市)は前年の収入に対して課税されますので、退職した年は、かなりの税金を納めることになります。

国民年金保険

また60才未満の場合、年金を第一号被保険者へ切り替えて、個人で支払う必要があり、夫婦で月3万円強の支出になります。年金は前納することで割引制度があり、最大2年間前納が可能で約1.5万円/1人の割引になります。

http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150313-03.html

退職した年は、これらの大きな支出がありますので、失業保険は大変助かりました。 追記:国民年金の付加保険金 第一号被保険者の場合、毎月400円の付加保険金を支払うことで、「200円×付加保険料納付月数」の追加年金が支払われる制度です。

5年間加入すると200円×60ヵ月=12千円/年の追加になります。かなりお得な制度ですので、迷わず加入しました。

http://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/20150331-03.html

再就職

退職後、約半年間大手の就職サポート企業の支援を受けながら再就職活動をしましたが、希望する仕事が見つからず、入社時の上司の紹介で、ようやく非常勤ながら国家試験の試験委員に採用いただく事になり、収入面での不安は残るものの、当面は、この仕事に集中して取り組むことにしました。

なんとなく想像はしていましたが、50才以上の再就職は非常に厳しいです。まったく異なった分野の仕事も考えましたが、ゼロからのスタートになりますので、よっぽど好きな仕事でないと難しいと実感しました。

経験を生かした仕事にしても採用企業側から見ると、40代のほうが長く企業へ貢献してくれるのでそちらを優先するのは当然です。

フルタイムでIT関係の中小企業のプロマネ(現場監督)の仕事は結構ニーズがあるのですが、若い時に経験してきたので大変な仕事なのが分かっていますので、体力的にも精神的にも長続きしそうにないので、見送りました。

退職後の経過時間が長くなると、再就職するのはますます難しくなるようです。雇われない仕事への憧れもあり、副業としてなにかできないかと、このブログを始めました。アフィリエイトで収入を得るのは容易でないことは、想像していますが、気長に取り組んで行きます。

関連記事

早期退職 NISAとiDeCoD 通信料金見直し

0 件のコメント:

コメントを投稿

BMW iDrive6(NBTevo)スクリーンミラーリングの動作検証

愛車のBMW X3(G01)は第6世代の通称「NBTevo」と呼ばれている「iDrive6」搭載車両 です。この「iDrive6」にはオプションで「CarPlay」が実装されています。 「 CarPlay」ではiPhone上の動作アプリが制限されており、「YOUTUBE」や「Am...