2020年3月30日月曜日

新型コロナウイルス暴落相場で学んだ教訓

総資産の約1/3を国内株式、約1/6を外貨定期預金で資産運用しているのですが、今回の新型コロナウイルス大暴落で瞬間的に投資総額の15%以上の含み損となり、反発後の3月末の期末配当権利落ち日の本日時点でも10%弱の含み損の状態です。


株式の投資方針は基本的に配当、株主優待の条件の良い銘柄をで現物で長期保有ですので、売却する予定はないのですが含み損はやはり気になるものですね。救いは今年のNISA年間投資枠120万円で購入予定銘柄を底値?に近い状態で購入できたことですが、実態経済の悪化に伴いこの先の相場がどうなるかは誰にも分らない状況です。

ITバブル崩壊やリーマンショック時も株は保有していましたが、現在の1/10程度の資産で現役の多忙時期であった事もあり殆ど気にすることはありませんでした。 今回の暴落での含み損は、経験したことのない規模になり投資に関する色々な情報を調べて学ぶこともできたことも良かったと前向き?に考えるようにしています。

早期退職後の本格投資期間2年程度で投資スタイルが大儲けを狙った短期売買や外貨投資(FX)等ではないので参考にならないと思いますが、今回の教訓を忘備録としてまとめてみました。ご意見、アドバイスなどいただけると幸いです。

暴落相場で学んだ教訓(株式投資編)


1.1時的な含み損でうろたえない。決してパニック状態で損切りなどしない
 株式のリスクとして覚悟はしているものの、さすがに今回の暴落にはうろたえてしまいました。精神的にも良くないので相場を見ないのが良いのかも知れませんがなかなか出来ませんね。長期的には必ず回復するという信念を強く持つことが大切だと思いました。

2.欲が張って売り時を逃すことを避けるため、売る基準を設けておく
 暴落前に売却を考えていた投資信託と外貨を売り損ねたのが痛かったです。5~10%程度の含み益があったのですがもっと上がってから売ろうと売り時を逃してしまいました。

3.信用買いやレバレッジなど、暴落時に損切りせざる負えない買い方はしない
 今回の大暴落は大きなレバレッジを掛けたヘッジファンドや大口投資家が証拠金確保のために売らざるをえない状況が続いて暴落につながった側面があることを知り、個人投資家レベルでは、簡単に破産に追い込まれる非常に危険な状況になったので、これからも現物買い以外の買い方や空売りなどには手を出さないことを肝に銘じました。

4.ある程度の投資可能枠(現金ポジション)を確保しておく
 生活資金以外の投資枠を全て投資してしまうと、暴落時の買い増しや新規投資の好機を逃すことになるので投資枠の中にある程度の現金を確保しておく。今回は元々投資予定のNISA枠+αの投資資金があり、ほぼ全てを投入してしまい身動きできない状態になってしまいました。

暴落相場で学んだ教訓(外貨投資編)


1.高金利の外貨定期は魅力だが、為替変動リスクが想定以上に大きい
 一昨年、豪ドル定期預金で利益が出たこともあり、さらにリスクの高い南アランドの外貨定期に手を出したため、今だに回復せず約15%の含み損となっています。

2.新興国通貨は暴落しやすい
 国家破綻までは行かないと信じたいですが、今回のような世界的な暴落時は振興国通貨は暴落しやすいという貴重な経験をしました。

3.新興国の中でも資源保有国は安定しやすい?
 為替リスク回避のため、金などの資源のある国の通貨を選んでおくことで、今後の金相場高騰などに連動して回復を期待できる。但しオーストラリア、南アフリカは資源国のようですので、これを期待していますが、南アランドは今だに回復の兆しがみられません。

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