ネットで調べるとこの機種は、基盤を冷却するファンがない空冷式のためか、HDMI基板の電解コンデンサーがダメになる症状が多いようで、コンデンサー交換で修理できるようです。
とりあえずは、小さいながらも音は出ているので、47型テレビで使用していた小型の2チャンネルアンプを流用して、フロント左右のAVアンプ出力を補完してみることにしました。
小型の2チャンネルアンプの入力にAVアンプのフロント左右の出力ケーブルをハンダ付けして接続したところ、ゲインを調整してもノイズが酷かったので、ラインノイズフィルターを経由させてみました。
ノイズは殆ど気にならないレベルになったので、AVアンプに音場調整用マイクを接続して、セッティングメニューのオート機能で音を出して、自動調整しました。
5.1チャンネルのドルビー音声のDVD映像や、TVのネット配信で映画鑑賞してみましたが、家庭で視聴するには十分迫力のある音響です。
マニュアルで各スピーカの音量や周波数補正をすることもできるのですが、それほど耳が良い訳でもないので自動調整でも十分です。
音場調整用マイクをテレビ正面の視聴位置の少し前にスタンドで設置しているので、厳密にはソファーに座る位置によって、音場が微妙にズレているハズですが、殆ど分かりません。
やはりAVアンプの性能は十分で、テレビの背面に設置しているサブウーファーからの重低音が音の迫力を演出しており、サラウンドスピーカでステレオ効果も効いています。
ちなみに、サブウーファーは底面とテレビの背面にジェル状の耐震マットで固定しており、テレビ付属の転倒防止バンドで壁に固定してグラグラしないようにしました。
テレビ台も古いものですが、サイズ的に丁度良く、AVアンプやBDレコーダーを収納しているので、そのまま流用しており、地震で動かないように壁固に紐で固定しています。

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