2025年12月13日土曜日

15年以上前のPCでのWindows11起動エラー対策してみた

動画編集に使用しているデスクトップパソコンのWindows11が起動エラーを繰り返すようになり、回復ディスクを使用して、なんとか起動させていました。 使用しているデスクトップパソコンは、「HP Z400 Workstation」でWindows11へのアップグレード対象外となっています。 

搭載しているCPUはサーバー向け3.46Ghz、6コアの「Xeon W3690」で、RAMも12GB搭載しており、Windows10でも問題なく動作し、ハイビジョン画質の動画編集では問題なく使用出来ています。 「HP Z400 Workstation」は15年以上前の2009年の発売開始モデルですが、主な用途の動画編集では問題なく使用出来ており、SSD換装や水冷クーラーの冷却水交換などの延命措置をしてきました。 

さすがに、WindowsOSのセキュリティアップデートがなくなると、昨今のサイバーセキュリティリスクを考えるとローカルでの使用となり、リプレースせざるを得ない状況でした。 今年1月に、「Rufus」というフリーソフトで、Windows11アップデート用のUSBメモリを作成して、Windows11にアップデートし、暫くは問題無く起動して使用出来ていました。 

 ところが秋頃から、起動エラーを繰すようになり、回復ディスクを使用して回復メニューで更新プログラムをアンインストールして漸く起動させていました。 この起動エラーを繰り返す事象は事例が多いようで、USB機器が原因になっているケースがあり、起動時に外付けのHDDドライブを外してみましたが、起動エラーを回避できませんでした。
そのような状況の中、Windows11に「クイックリカバリ」なる機能があることを知り、関連する設定を変更してみました。 この「クイックリカバリ」はWindows11 Homeエディションではデフォルトで設定されているようですが、Windows11 Proでは手動で設定変更する必要があるようです。 

設定方法は[システム]-[回復]-[クイック マシン リカバリー]設定ページで変更します。ただしこの機能は 6月頃にリリースされた更新プログラム(KB5058512)を適用後に使用できるようになったようです。 この設定をした後に、Windows11起動エラーが2回以上繰り返すと、自動的に回復モードに入り、インターネットから復旧方法を探して自動復旧する場合があるようです。 

残念ながら、使用しているデスクトップパソコンでは、インターネットで復旧方法が見つからない旨のメッセージが出て、自動復旧はしませんでした。 その後、USBハブとBDドライブの接続を外して最新の更新プログラム(KB4052623,KB5072033,KB890830)を適用した所、起動エラーが起きなくなりました。 USB機器の切り離しと更新プログラムの何方が作用したのか不明ですが、とりあえず起動するようになったので、もう暫く様子を観たいと思います。
 

15年以上前のPCでのWindows11起動エラー対策してみた

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