2022年5月10日火曜日

総額2万円以下でカーオーディオの音質が激変!(ツイータとDSPアンプを導入した結果のまとめ)

先日、愛車のBMW X3(F25)に導入した格安ツイータに加えてDSPアンプ「PUZU PZ-C7」の音質再調整行い、かなり満足の行く音質に激変しました。 ツイータ、DSPアンプともにAliExpressで入手しました。ツイータが約1.5千円、DSPアンプが約16千円でハイパス用コンデンサー、ツイータ用オーディオケーブルを入れても2万円未満です。 

愛車のBMW X3(F25)は標準オーディオの10cmフルレンジスピーカが各ドアに4つと16cmのウーハーがシート下に2つの6スピーカー構成です。 ヘッドユニットはセンターパネルの奥に設置されており、車両情報の収集や表示機能も兼ねているためヘッドユニットを社外ナビやオーディオに換装することは事実上できません。 

カーオーディオの使い方としては、主にゴルフ場までの往復でBGMとして昔のフュージョン系(古い?ジャズとロックの融合系です)音楽などを聴いてリラックスしています。 音量はそれ程上げないので、高出力対応の社外スピーカー交換やデッドニングより、指向性の強い高音をツイータで補強して純正スピーカーを生かしてDSPアンプで音質改善を行いました。
導入前の状態とツイータのみ追加した状態、DSPアンプで音質調整した状態で空気録音した比較動画を作成してみましたので、ご参考になれば幸いです。 動画撮影用のコンパクトカメラ内蔵のステレオマイクでの録音ですので、違いが分かり難いかも知れませんが、実際の音はかなり満足の行く音に激変しました。 

DSPアンプの再調整の内容は、ピンクノイズを利用して音圧の山谷をイコライザーで調整して、位相を4ch全て正相にしてサラウンドエフェクトをオフにしてみました。 オーディオは懲りだすと深い沼にはまり高額出費の割にはその効果が体感出来ない恐れが高く、この辺りで妥協する予定ですがどうなることやら。

 

ツイータの体感効果

ドアスピーカは横方向に音がでるため、指向性の強い高音が聞こえ難い状態でしたので、ダッシュボード両端に2.5cmのソフトドームツイータを追加しました。 出来るだけ低い周波数帯域でクロスさせた方が良いという情報をもとに1.6KHzでクロスオーバーするようオーディオグレードの無指向性コンデンサを挟んでフロントスピーカから分岐させています。 

ツイータ追加の効果は高く、聞こえていなかった中高音がハッキリ聞こえるようになり、打楽器の音のキレも良くなりました。 癖のないソフトドームツイータにしたのも正解だったようで、耳障りな高音のキンキンした感じもなく、15KHz以降の超高音の再生能力は低いですが、人間の耳で聞こえる範囲の音は出ていそうです。

DSPアンプの体感効果

専用ハーネス付きで16千円とかなり安価で、国内での導入例が少なく人柱になる覚悟で導入してみましたが、まったく問題なしでコストパフォーマンスは最高でした。 イコライザーは15バンドで調整可能で、タイムアライメントも調整できます。クロスオーバネットワーク調整や位相反転、各スピーカの音圧調整やサラウンドエフェクトなどの機能がありますが未使用です。 

外部アンプの効果で調整前でも各スピーカが良く鳴るようになり、音の輪郭が明確になりダイナミックな音質に改善しました。 調整の効果は体感上は分かり難いというのが正直な所ですが、イコライザー調整した周波数の音圧の変化は体感できるので、全周波数帯域の音圧を整えたり音場を変えたりして好みの音に調整できます。


総額2万円以下でカーオーディオの音質が激変!



関連記事

格安DSPアンプ「PUZU PZ-C7」レビュー(調整編)
スポンサーリンク

0 件のコメント:

コメントを投稿

BMW iDrive6(NBTevo)スクリーンミラーリングの動作検証

愛車のBMW X3(G01)は第6世代の通称「NBTevo」と呼ばれている「iDrive6」搭載車両 です。この「iDrive6」にはオプションで「CarPlay」が実装されています。 「 CarPlay」ではiPhone上の動作アプリが制限されており、「YOUTUBE」や「Am...