2023年11月6日月曜日

BMW G系コーデイング BimmerCode導入とE-SYSのバージョンアップ成功

愛車のBMW X3(F25)から現行型のG01に車両入替することになり、契約から丁度2週間で納車となりました。MY2019の走行4万Km弱ですが、オプション込みの新車定価の半値以下とかなりコスパの良い購入条件になりました。 

一通りの納車整備を終え、オリジナルの気になる部分のカスタムに着手しました。まずは手ごろなコーディングからです。F系はネットに情報が豊富でしたが、G系はコーディング情報をなかなか見つけられませんでした。 

また、手持ちのE-SYSはバージョンが古いためか、ヘッドユニットのコーディングが出来ない状態でバージョンアップが必要でした。ISTAで車両診断した時に車両のi-levelが2022年になっていたので、前オーナがディラーでECUのバージョンアップを行ったためと思われます。 

E-SYSのバージョンアップは時間が掛かりそうなのと、G系では、BimmerCodeというスマホアプリでコーディングされる方が多いようでしたので、まずはBimmerCodeでコーディングすることにしました。
オリジナルで気になる部分は主に、ライトスイッチ「0」で、周囲が暗くなると「A」と同様にヘッドライトが点灯する仕様になったようで、ガレージで作業していてヘッドライトが点灯してしまうことでした。 

BimmerCodeで、このライトスイッチ「0」でヘッドライト消灯、他のコーディングを行うため、手持ちのE-NETケーブルをiPhoneのLightningに接続するためのアダプターを用意しました。あとはBimmerCode内でフルバージョンの購入(確か7千円)するだけです。 

iPhoneの設定で機内モードに切り替えてから、E-NETケーブルを車両のOBDポートに接続して、アダプター経由でiPhoneに繋ぎ、BimmerCodeを起動します。BimmerCodeの設定画面でE-NETを選択して、接続ボタンを押下します。 メーカー選択、車種選択すると、コーディング可能な項目が表示されるので、必要な項目を選択してコード実行するだけですので、非常に簡単です。

E-SYSのようにパラメータを探したりする必要がなく、コーディングミスのリスクも低くなりそうです。 BimmerCodeでコーディングした項目は以下の通りです。 

①オート スタート ストップ機能 ・オート スタート ストップ機能メモリ 無効→有効 
②ライト ・オート マチック ライト コントロール 「A」「0」有効→「A」有効 
③ディスプレイオプション インスツルメントクラスタ (ディスプレイ レイアウト M Sport → M) ロゴ ロゴなし → M 
④ディスプレイオプション iDrive 起動時アニメーション コネクテッドドライブ→Mバージョン1 
⑤CarPlay CarPlay fullscreen mode 無効→有効 
⑥オーディオ 警告音 BMW→LL 
⑦ミラー オートミラーチルト角度 100%→70% 

BimmerCodeでもカスタムコーディングは可能なようですが、慣れているE-SYSの方が使いやすそうなので、ネットで探してみた所、E-NETケーブルの販売サイトでE-SYSバージョン3.33と対応ランチャーソフトを入手できたので、バージョンアップしました。 早速、BimmerCodeで簡易コーディング項目に加えて以下のコーディングを行い、問題なくコーディングできました。 E-SYSでコーディングした項目は以下の通りです。 

①ナビスピードロック解除 
・Canseling speed lock value 10→255 
・Activation speed lock value 10→255 
※Video in Motion iDrideコントローラ 前倒し+Media→Menu→Media 表示画面でSPEED LOCK解除 
②USBビデオ有効化 
・Which USB poet to play video off→Both 
・Xvid(MP4) Video Decoder off→on 
・VCD and SVCD video support off→on 
③デイライトON/OFF選択有効化 
・Daytime Running Light Checkbox off→ STANDERD 
④ナビ起動時警告音 
LEGAL_DISCLAIMER_TIME  ld_mit_timeout→ kein_ld 
⑤自動時刻補正(GPS) 
CLOCK_CHANGE_AUTOMATIC nit_activ→activ 
SETTING_TIME_AUTOMATIC nit_activ→activ 
⑥AUX有効化 
CDMM_AUX_HU nit_activ→activ 
CDMM_ANALOG_AUX nit_activ→activ 
CDMM_AUX_SIMPLE_1 nit_activ→activ
 

BMW G系コーデイング BimmerCode導入とE-SYSのバージョンアップ成功


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