2024年1月8日月曜日

災害対策についての事例ご紹介

能登半島地震で被災した方々とご親族にお見舞い申し上げます。寒さも増してきており大変困難な状況ですが、一般人にできることは限られており、募金程度しかできませんが、なんとか凌いでいただきたいとお祈りいたします。 

日本は地震が多く気候変動も加わり、いつ同じような災害に遭遇するか分からず、その対策は必須だと改めて強く思います。最低限の水や食料の備蓄や避難用の持ち出し用品の再点検をして備えたいと考えております。
災害対策はその専門家やネットに情報が多くありますが、家族を守るために自分なりに考えて備えていることを紹介してみたいと思います。少しでもご参考になれば幸いです。 災害対策は、いつ起こるか分からないことに備えるリスク対策でもあり、どこまで対策するのかは各々の事情や考え方で大きく変わると思いますので、あくまでも1つの事例としてとらえていただきたいと思います。 

①家屋

 まず、家屋が災害に耐えるようにすることが一番大事だと思います。1980年以降の耐震基準の家屋でも1度の震度7程度の地震で倒壊しない最低限の基準のようで、出来れば耐震等級3以上にすることが望ましいと思います。 

我が家は築30年を超えましたが、鉄筋コンクリート造の地下車庫の上に地震に強いとされる2×4工法の2階建てで、立てたハウスメーカの耐震実験では震度7の地震に複数回耐える結果となっています。 

立地条件も大切で、利便性の高い土地を選びがちですが、湾岸エリアや泥濘地、特に埋立地や盛り土の土地は避けたいと考えています。揺れやすい上に液状化などでライフラインが寸断される可能性が高いからです。 

我が家は、ターミナル駅から私鉄で2駅程離れた場所で利便性は少し落ちますが、海岸から離れて標高も30m近くあり、地盤も古い関東ローム層上でひな壇の傾斜地ですが地盤調査でも比較的良い結果でした。 

木造の場合、防水・シロアリ対策も重要だと考えています。屋根や外壁の塗膜が劣化すると湿気や漏水で構造合板や構造材が腐食して耐震性能が低下するのは容易に想像できますので昨年、外壁と屋根の塗装をしました。 

また、木材が腐食するだけでなく、湿気が多くなるとシロアリ被害にあう確率が高くなり、腐食に加えてシロアリ被害で木材内部が空洞化して耐震性能が著しく低下することになり、その対策もしておきたい所です。 

②ライフライン

 家屋の倒壊を免れたところで、自宅で生活するためには、水・電気・ガス他のライフラインの確保が必要になります。特に飲料水の備蓄の他、洗い物のやトイレの生活用水も確保しておきたいと考えています。 

我が家では、1週間分の飲料水として2Lペットボトル6本入りのものを8箱備蓄して、2年毎に消費して入れ替えています。 生活用水は18Lタンク4つに加えて80Lの雨水タンクを庭に設置しています。ガスはカセットボンベ6本入りを6箱程度備蓄しています。 

災害時は停電になる確率が高く、最低限、情報収集用のTVやネット関係機器の2時間程度のバックアップ電源としてUPSを複数個所に設置し、更にソーラーパネルと蓄電池、小型発電機で最低限の電力は確保できるようにしています。 

昨年既設のソーラーパネルに加えて全負荷対応の蓄電池を設置しました。初期費用は高いですが、電力料金の高騰で日常の消費電力の6~7割程度を自給可能です。その経済効果で15~20年程度で、初期費用は回収できる見込みです。 

③車中泊装備と持ち出し用品

 万が一、火災などで自宅での生活が困難となった場合は、地下車庫か外で車中泊が出来るように寝具やポータブル電源と発電機を用意しています。ポータブル電源は通常、駐車監視用サブバッテリーとして活用しています。 

さらに車中泊もダメな場合は避難所にお世話になることなるので、持ち出し用品をリュックにまとめています。車中泊可能な場合もリュックは地下車庫に持ち出しする想定です。持ち出し用品の他、1週間分の非常食を備蓄し毎年、消費して入替えています。

災害対策についての事例ご紹介


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