2024年1月29日月曜日

BMW X3(G01)にDPFクリーナー「スートル」を入れてみた

愛車のBMW X3(G01)にDPFに直接施工するタイプのワコーズディーゼル2でDPFクリーニングをDIYで施工しました。 施工後の再生走行で、再生条件が良くなかったようで、ススの量が15g程度残っていました。 

ただし、DPF詰まりの要因とされるオイルアッシュは7.52gから0.37gと大幅に削減して、排気ガスの抜けが良くなり、 施工前には鳴らなかった車庫入れ時のタイヤからのスキール音がするようになり、アクセルレスポンスも良くなりました。 

オイルアッシュというのは、燃焼時に混入したエンジンオイルの燃え残り成分のようで、硫酸灰分、硫黄分の基準をクリアしたBMW認証のLL04などのエンジンオイルを指定している理由のようです。 

国内のJASO規格(日本自動車技術会規格)では「DL-1」という規格になっていますが、ACEA(欧州自動車工業会)では「C3」などのCグレードというHTHS粘度(高温せん断粘度)、硫酸灰分、硫黄分の量に応じてカテゴリー分けがされており基準が異なるようです。 

クリーンディーゼル車のDPF詰まりについて、改めて調べてみた所、前車から使用している「ディーゼルウエポン」という吸気系の燃料添加材と同じメーカの「スートル」というDPFクリーナの効果が良いとの情報を見つけました。 

マツダのクリーンディーゼル車に添加して、効果があったとう評価が多く、BMWでのレビューはあまり見当たりませんでしたが、「ディーゼルウエポン」と同時添加が可能とのことで試してみることにしました。
Amazonで500mlのものが5760円と少々高めですが、軽油50Lに対して50mlの「スートル」を添加とのことで、500mlのものを入手したので、満タンで約10回分、1回当たりでは6百円以下です。 

DPFがキレイになることで排気効率が改善され、ECUによるDPF再生が開始されにくくなりDPF再生回数が減るという製品説明で、日本の軽油成分を前提としているので、欧州のものより相性も良さそうです。 

この手の燃料添加剤は長期間使用しないと、その効果は体感できないことが多く、すぐにDPFの煤が減ることはないと思いますが、DPFの延命や排気ガスの抜けが良くなることを期待して暫く様子を観たいと思います。 

前車で使用実績があり、特に不具合もなかった「ディーゼルウエポン」との併用で、吸気系と排気系を同時にクリーニングしてクリーンディーゼル車のウイークポイントである煤の堆積に対処する予防的な効果を期待しています。
  

スートルの製品説明(出展:Amazon)

効果・作用 清浄作用: DPF内のススを除去します。 DPF詰まりに起因する、速度・回転数制限やエンジン停止などのECU(車載コンピューター)制御トラブルを防止します。 DPF再生減少: DPFがキレイになることで排気効率が改善され、ECUによるDPF再生が開始されにくくなります。 燃費回復: DPF再生が時間短縮または実施回数が減少することで燃費が回復します。 DPF寿命延長: 再生時は600℃という高温にさらされ、DPFは徐々に劣化します。 スートルを添加すると低温でススが燃焼されるため、DPF再生頻度が減り、DPFの著しい劣化や焼損を防止できます。 使用方法: 50リットルのディーゼル燃料に対し、50mlの比率で添加してください(0.1%)

ディーゼルウエポンの製品説明(出展:Amazon)

ディーゼルエンジンの燃焼室を清浄します。 軽油、重油、灯油を燃料とするディーゼルエンジンに使用できます。 ディーゼル燃料にわずかに添加するだけで、強力な洗浄効果を発揮し、セタン価向上剤により、燃焼効率も上げます。 容量:250ml x 2 (500mL) 使用方法: ディーゼルウェポンは目的に応じて添加量を調節してください。 清浄(クリーンアップ)を目的とする場合:50Lタンクに30mLの割合で添加して下さい。(約1700:1) キレイを保ちたい(キープクリーン)場合:50Lタンクに20mLの割合で添加して下さい。(2500:1)
 

BMW X3(G01)にDPFクリーナー「スートル」を入れてみた


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