2019年6月7日金曜日

ゴルフシャフトにガラスコーテイングしてみた

「UST maniya」の「Hardolass SMASH」(ハドラススマッシュ)というガラスコーティングしたカーボンシャフトが発売されました。インパクト時のシャフトの微細な挙動を抑制し、特にトゥダウン(縦しなり)を抑えてミート率がアップするとの触れ込みです。

画像

メーカでも最初はシャフトの傷防止の目的でコーティングしたようですが、シャフト剛性アップの副次効果があったということのようです。ショップでも2千円/本程度で施工するところもあるようですが、車用のガラスコーテイング剤が余っていたので、DIYでコーティングしてみました。

施工したシャフトはグラファイトデザインのTour AD PT6(S)です。オリジナルシャフトも悪くないのですが、コースで左に巻き込むことがあり、このシャフトがエースです。因みにオリジナルシャフトは艶消しのコスメで表面がザラザラしているのでコーティングには向いていないと思います。

完全硬化する施工3日後に簡易測定器で計測した所、コーティングの効果かは不明ですが、確かにミート率とヘッドスピードが少し上がりました。フェースを除くヘッドもコーティングしたため、練習場マットの摩擦で解けたものも付着しなくなり、手入れも楽になりそうです。

打球時にヘッド、特にクラウンはかなり変形すると思われるので、コーティング被膜にひび割れや剥離の懸念がありましたが、問題なさそうです。HSアップの効果は???ですが、デメリットは見当たらず、傷も付きにくくなるのでやらないよりは絶対に良いという感想です。

コーティング




・コーティング前に脱脂します。この脱脂剤も車用のものです。
・コーテイング剤をキッチンペーパに少量取って、シャフトに塗り伸ばします。
・マイクロファイバークロスで軽くふき取ります。強く擦るとコーティング剤も剥げてしまします。
※動画撮影後、ヘッド(フェースを除く)にも施工して、シャフトを含めて2回コーティングしました。

簡易飛距離測定




250ydのフラッグの方に打ち出しているのですがヒールに当たっているせいか右にプッシュ気味です。捕まりにくいヘッドですが、このシャフトとの組合せでは左に巻き込むことはまずないので安心してティーショットできます。

コーティング前

◆EPIC FLASH SubZero:ロフト 10.5度+Tour AD PT6(S):長さ 45.25インチ 
①HS:40.6m/s、初速:57.7m/s、飛距離:202yd、ミート率:1.42
②HS:42.4m/s、初速:59.6m/s、飛距離:210yd、ミート率:1.40
③HS:40.1m/s、初速:59.9m/s、飛距離:212yd、ミート率:1.49
④HS:41.0m/s、初速:58.6m/s、飛距離:206yd、ミート率:1.42
補正キャリー:210~215yd+ラン:30yd=トータル:240~245yd


コーティング後

◆EPIC FLASH SubZero:ロフト 10.5度+Tour AD PT6(S):長さ 45.25インチ 
①HS:41.0m/s、初速:60.9m/s、飛距離:214yd、ミート率:1.47
②HS:41.5m/s、初速:61.7m/s、飛距離:220yd、ミート率:1.48
③HS:41.2m/s、初速:60.7m/s、飛距離:215yd、ミート率:1.47
④HS:41.4m/s、初速:59.6m/s、飛距離:211yd、ミート率:1.44
補正キャリー:215~225yd+ラン:30yd=トータル:245~255yd

画像

この日の最高記録の画像です。キャリーで220yd越えはなかなか出ないです。

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