US仕様の場合、4Uのオリジナルシャフトの長さが39.5インチでD2となっており、現在使用中の5Uと同じ長さなので長さを比較すると約2cm長いことが分かりました。
オリジナルシャフトは「UST Mamiya recoil ES 780」で、Tour AD HY-75(S)とほぼ同じシャフト重量でグリップも50gなので、39.5インチでバランスD2前後になる計算です。
約1mのクラブ全長に対し、たったの2cmでクラブバランス6も変わり振り感に違和感が出ることが分かり、今後のリシャフト時の重量な参考データーとなりました。
カーボンシャフトの切断はパイプカッターより金鋸の方が良いようなのでスチール用の替え刃を入手しました。また切断時にカーボン繊維がササクレないようにマスキングテープを巻いてカットしました。
結果は、思ったより簡単に切断できました。チップ側は専用工具が無いと難しいようですが、バランス調整でバット側をカットするのはDIYで十分可能なことが分かりました。2mm程度少なくカットして、切断面をヤスリで仕上げて調整しました。
グリップを装着したばかりなので、再利用できないか石油を注射器で何か所か注入してチャレンジしましたがグリップはびくともしないので断念しました。イオミックのグリップは素材がエストラマーでショップでも再利用は難しいと言われますが、ラバーグリップならこの方法で再利用が出来るようです。
結局、グリップはカッターで切断したのですが、シャフトカット後のバランス測定・調整に活用できました。50gグリップのバランス調整用に再利用することにしました。
変更したUS仕様はロフト角が日本仕様のものより3度寝ており1番手変わることになります(従来のロフト角で考えると日本仕様の番手表示が1番手ずれている)が、別途アジャスタブルホーゼルで調整・飛距離測定して記事にしたいと思います。
カット前バランス計測
オリジナルシャフトより約2cm長いので、バランスD7とかなり重くなっています。
グリップ再利用(失敗)
注射器の灯油を入れて、グリップに数か所注入してみましたが外れる様子はまったくなく、ビクともしません。 結局カッターで切って外しましたが、リシャフト時のバランス調整用に再利用することにしました。
シャフトカット
・切断部分をマスキングテープで養生します。
・金鋸で切断します。最後は裏側から切断した方がササクレしないでカットできます。
・切断面をヤスリで研磨します。
※始めてのシャフトカットなので2mm程長めに切断して、ヤスリで削りながらバランス調整しました。
カット後バランス計測
50gグリップ装着状態で、予定通りバランス:D2です。
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