一応、車両側で認識したようで、エラーも出ていない状態でしたが長さや固定用ゴムの位置が異なり、脱落しないようにタイラップで固定していました。
ブレーキパッドセンサーは、ブレーキパッドが摩耗して先端がブレーキディスクで摩耗することで、流れている電流が遮断されることで、摩耗限界を検知する仕組みです。
ブレーキパッドセンサーの機能上は問題ないのですが、気持ちが悪いのでG01用のブレーキパッドセンサーに交換することにしました。
購入した社外品のブレーキパッドセンサーが到着したので、長さや固定用ゴムの位置を確認しましたが、純正品と変わらず問題なさそうです。
ブレーキパッドセンサーにアクセスするために、右リヤタイヤを取り外してブレーキキャリパーの穴からピックツールを利用して、ブレーキパッドセンサーを取り外します。
ブレーキパッドセンサーの車体側コネクターを外して、固定していたタイラップを切断して仮設置していたF25用のブレーキパッドセンサーを取り外しました。
あとは、新しいブレーキパッドセンサーを取り外しと逆の手順で取り付けるだけです。コネクターはBOX状の容器にスピードセンサーのコネクターと一緒に格納されており、2か所の爪を外して蓋を開けて取り出します。
F25用のブレーキパッドセンサーのコネクターの中を良くみると、少し形状が異なっており結合時になかなか嵌らず、抉るようにして結合していたのですが、交換するとスムースに結合できました。
注意点としては、目視で分かりますが、ブレーキパッドセンサーを付ける部分のブレーキパッドの形状が異なる2種類のブレーキパッドが入っており、センサーを奥までしっかり固定できる方に装着することです。
元々、奥側のブレーキパッドにブレーキパッドセンサーが固定されているので、同様に奥側に固定しました。ブレーキパッドの摩耗具合を目視で点検しにくい奥側にセンサーを付けているのだと思います。
当たり前ですが、3か所の固定用ゴムの位置も問題なくしっかりと固定できました。これで走行時の振動などでコードが脱落して摺動部に接触するなどして破断するすることもなさそうです。
これで、ブレーキパッド交換作業はすべて完了です。交換後、100Km程度走行していますが、制動力も純正と比べて遜色なく、ブレーキ鳴きもありません。ブレーキダストはもう少し走行しての様子を観ることになります。
BMWのブレーキパッドセンサー交換
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